流れ星に願ったのは君との両想いの夢
「お前最近、遅刻寸前多いな」

憂の言葉がギリギリにも
間に合ったことを表す

中学のときは、陸上部だったため、走るのは得意

「あいつ、起こしてた」

「ん?まさか、まさかの桜ちゃんと同居?」

「ちがうから、横だから
起こしただけ」

「んで?今日からはじまるの?」

「何が?」

「夏祭りの計画だ!」

今日から?もう少しあとでもいいだろ。

「んじゃあ、俺は先帰る」

「あっそうしてくれ」

「俺は塾♪」

あのバカの光が、塾という
単語がでてきたことに
俺らは顔を見合せてから
吹き出した。

「笑うことかよ〜」

じゃあ今日は桜と二人か
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