sweet lovers A
「亜矢、探したぞー……って、お前こんなとこで何してんだ?」
「買い物だけど」
「チョコなんか食ったらまた太るぞ」
「失礼なこと言わないでよ!」
ヒロトとは幼なじみだけど……会えばこうやってあたしのことをからかう嫌なヤツ。
ほんと、なんでこんなヤツに亜矢ちゃんみたいな可愛い妹がいるんだろう。
あたしが悶々と考えてると、先に買い物を済ませた千佳がやってきた。
……て、え?
買い物済ませちゃったのー!?
「千佳、早いよ! ずるい!」
「海羽が遅いだけでしょ」
「お願い、一緒に選んでっ」
千佳の手を引っ張って、手作りチョコの並んでいる棚へと向かおうとしたら。
「そういえば」
不意に、ヒロトが話しかけてきた。
「買い物だけど」
「チョコなんか食ったらまた太るぞ」
「失礼なこと言わないでよ!」
ヒロトとは幼なじみだけど……会えばこうやってあたしのことをからかう嫌なヤツ。
ほんと、なんでこんなヤツに亜矢ちゃんみたいな可愛い妹がいるんだろう。
あたしが悶々と考えてると、先に買い物を済ませた千佳がやってきた。
……て、え?
買い物済ませちゃったのー!?
「千佳、早いよ! ずるい!」
「海羽が遅いだけでしょ」
「お願い、一緒に選んでっ」
千佳の手を引っ張って、手作りチョコの並んでいる棚へと向かおうとしたら。
「そういえば」
不意に、ヒロトが話しかけてきた。