12時間、1秒


そして8月の終わり、集まりの皆でお楽しみ会をすることになった。
吉君は来なかったが、優君は来ていた。


そしてそこに見覚えのない男の子がいた。
島田和樹(シマダカズキ)、中3。普通に仲良くなり、お楽しみ会で遊んだりもした。

私が過去好きだった人に似ていることがとても印象的だった。



最後に写真撮影をすることになり、私は偶然優君の隣になった。
心の中でガッツポーズをしていたら、腰に違和感があった。

ふと見ると手。左には優君。イコール優君に腰を支えられている状態。
勿論一気に顔が赤くなり、1人でたじたじしていた。

―5時間、―

そんな中、無事に終わり、帰りの電車で和とアドレスを交換した。

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