ー雪女郎ー 雪洞と凪
凪は、そっとその人に歩み寄った。








女性は、深々と頭を下げた。








「今は、織と名乗らせていただいております。」









「そう・・・・・・」








「雪洞と、お会いになったのですか?」









「ええ。相変わらず・・・強くて優しい子でした。織、いつでも訪ねてきてくださいね。」











< 66 / 75 >

この作品をシェア

pagetop