本気なんです。
只の、会社の部下なのに女の子として扱ってくれて、心配してくれるのは凄く嬉しいなぁ。
出来れば、柊サンにとって特別な一人。として扱ってくれるともっと......
な~んて、贅沢なこと思ってみたり。
「...な?...しいな?椎名?!」
「あっハイ!!」
まだ電話の途中なのに、また自分の世界に入ってた...
「お前ホント、オレの話聞いてないよな。」
なんて呆れた声で言われて、ちょっとシュン。
「す..すいません....。」
「いや、別に謝らなくてもいいけど。じゃ、お前も酒飲んでたみたいだし、早めに寝ろよ?また休み明けにな。」
「あ...ハイ。わざわざ電話、ありがとうございました。」
お礼を言いながら、見えもしない相手に対して1人でお辞儀をしてみる、痛い私。
「あぁ、オヤスミ。」
「オヤスミナサイ。」
ツーツーツー・・・・・
....いや、柊サンの”オヤスミ”とか言われたら、もの凄く胸キュンなんですけど?!
あぁ!!今の、録画しておけばよかった!!
なんて事を本気で思ってる私は重症。
ホントに本気で間違いなく柊サンに恋してる。