小さなキス。





あたしの心は晴輝でいっぱいだったはずのに……


あたしの心の奥の、もっと深いところにあの思い出は残っていて


あたしの心の隅っこはあなた一色に染まっていた





気付くことができないはずのこの想いは




あなたに出逢った途端




あなたと過ごしていた日々と同じ色に

色づき始めたの



あたしの、晴輝の色で染まった心を

違う色に染めていったの










あたしを救ってくれた

あなたの色に―…





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