小さなキス。

変化




「あぁ〜!分からんっ!!」



いよいよ受験シーズンがあたしたちのもとへやってきた


みんな猛勉強してる中、晴輝だけ1人叫んでいた



「うっさい!晴輝!!」

晴輝と違って秀才の彩音が晴輝の頭を叩いた


「痛ぇよ!てか、いっつも寝っぱなしの沙希が、真面目に授業受けてる俺より頭いいとか意味分からん!!」


「晴輝書いてるだけで頭に入ってないんじゃない?」

彩音のきつい言葉たちに晴輝が苦しんでるなか、
あたしは席を立ち晴輝がやってる問題を見た


………


「晴輝…これ分かんなかったら東陵やばいんじゃない?」




このあたしの一言で晴輝はとうとうノックアウトされてしまった…






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