無双烈鋼サイバリオー
【マキーナ解説 VOL.04】
[魔王アンリマット]
:『デウス・エクス・マキーナ』を統べる『六芒の魔王』の一人。
骨で作られた大百足(おおむかで)のような姿をし、背骨のような多関節の身体に先端の鋭い節足を持つ。
頭部は人骨の髑髏に似ているが、上顎からは発達した犬歯が伸び、下顎はマキーナらしく金属でできている。
巨大な姿をしているが動作は俊敏、フーライボウのスピードにもある程度対応できた。
主な武器は最前列の一回り大きな鎌状の節足。
他の節足は伸縮可能で、牽制や捕獲、または槍のように離れた相手を突き刺す武器になる。
最大の武器は背中に隠された巨大な口であり、そこから広がる次元の狭間「混沌の死海」へ相手を送り込む戦法を使用する。
アンリマットの名前の由来は、ゾロアスター教典に登場する絶対悪神アンリ・マンユ(アーリマンとも)と、古代バビロニアの地母神ティアマット。
アンリ・マンユはゾロアスター教において、絶対善神アフラ・マズダと双子の二極神とされる。
どちらかが倒されても即座に転生し、未来永劫絶え間無く戦い続ける「正義」と「悪」の象徴だという。
一方、ティアマットはバビロニア神話において全てを産んだ創造主とされるも、新世代の神々との戦いの中で武神マルドゥクに敗れ去った。
ちなみにアンリマットのビシュアルイメージは、名作RPG「ウィザードリィ」シリーズの終盤に登場し、ティルトウェイト(同ゲーム最強魔法)を集団で連発する強敵「サイデル」。