無双烈鋼サイバリオー
 
「奴はパワーもスピードも、サイバリオーを上回っているのか…!」

『いや、それ自体は恐らく同等だろう。
お前達と俺達の決定的な違いは、その能力の使い方だ』

「俺達…だと?
そのフーライボウにも複数のパイロットが乗っているのか?」


『そうだ。
俺達も闘燃志瞳を持つ戦士…
俺は兄の仁王門阿行
(におうもん あぎょう)。
もう片方は弟の仁王門吽行
(におうもん うんぎょう)。
双子の仁王門兄弟だ!』

「仁王門兄弟…
って、コラ!!
お前達、思いっ切り人間…
しかも日本人だろが!
何でマキーナに加担する?」


『加担などした覚えは無い。
むしろ憎んでいるさ。

俺達が、お前達の行く手を阻む理由は一つ。
俺達の役目であるマキーナとの戦いに、サイバリオーは邪魔なんだよ。

だからここで、お前達を日本へ追い返す!』

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