瞳を閉じれば、キミが
公園の木々は葉が落ち、空は日が傾きかけている。



冬は日が短い。



ひんやりとした空気が身体を冷やしていく。






「実咲、寒くない?」



「うん」



「寒そうな脚だな」



章宏は笑いながら言った。





制服のスカートは少し短くしている。



「うん、でも大丈夫」
< 11 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop