星になっても





「最後に駿に会えてよかった。」




顔をあげて精一杯の笑顔で話す。





「駿…あのね、大好きだよ

あたし、星になっちゃうけどずっと駿を見守ってるからね」






優しく抱きしめながら言った。



「っいやだ…美菜」




駿の声がすごく苦しい。




あたしだって嫌だ。



でも
しょうがないよ。






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