星になっても





あたしは

駿にお父さんやお母さんなど大好きな人にあてて沢山の伝言を頼んだ。




あたしがもし

残された立場だったら

なんにも言わないでさよならなんて嫌だもん。




「駿…あたし幸せだったよ

駿にあえてよかった
これからもあたしの分まで生きてね。」





そのまま優しくキスをした。


これが最後のキスかぁ。



駿のお嫁さんになりたかったな。



もっとずっと一緒にいたかったなぁ。



でもこれが運命なんだよね。




もうあたしの体はほとんど消えかかってる。





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