キミが好き
そして、幕が上がると同時にピンク色のライトが当たるステージ。
「はい、今年も始まりました〜!!!好きな人に思いを伝えたい!そんな人のためのコーナー。ここでカップルになった方はずっと一緒!そんなジンクスまであるんですよー?さー!今年もたくさんの方が思いを伝えたいと応募がありました〜」
と、派手な衣装をきたハイテンションな司会のもと進んでいく。
ステージも派手に飾られていて、
すごいなー。
去年はこんなんあるなんて、しらなかった…
「面白そうだねー」
「うんー」
あたしは、可奈とワクワクしながらステージを見ていた。
次々とカップルになっていく。
なんか、素敵な企画だな。
そう思っていると、1つトーンをおとして司会者が残念そうに話始める。
「次が最後となってしまいました〜…」
「「えー」」
会場からも、残念そうな声があがる。
もちろん、可奈とあたしも声をあげる。