キミが好き



…………



授業後、職員室であたしたち2人はこっぴどく叱られた。




さすがに、反省していると思いきや。




「ははは…っすげー似てたな?」




「うん!笑いそうになっちゃた…」





また思い出し笑い。





ニヤニヤする2人は、周りから見たら変だろう。





「朱里ちゃん!」





そんなことをしていると、突然呼ばれた。



「久しぶりだね」




振り向くと、ニッコリ笑う可愛い男の子。




「覚えてる?」




と、言われましても…




全然、記憶にございませーん。





< 122 / 220 >

この作品をシェア

pagetop