キミが好き
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「くはーっ」
お風呂上がりに、牛乳を一杯。
サイコーです。
腰に手をあてぐびぐびと飲みほした朱里をじーっと見ている山田。
「な、何よ。」
好きな人に見つめられて照れないわけない。
恥ずかしさを隠すようにいい放った朱里。
でも、そんな朱里に飛んできた言葉は
「貧乳だな、お前」
だった。
プチン…
可奈にも奈都にも、嫌な音が聞こえた。
「やーまーだーーー!」
「う、うわ、浜野なんだよ!」
お風呂上がりにも関わらず、朱里と山田は追いかけっこ。
「絶対っ!許さない!!」
「お、落ち着け」
「落ち着いてられないわよー!」