一途な恋

まさか龍の家がそうだったなんて…

「じゃあ…龍はこの家でいつも1人ぼっちだったんだね…」

「まぁな。でもよく由希の家族が俺を家に呼んでくれたりしたからそうでもなかった」

あたし龍のことまだ何も知らなかった…
ずっと寂しい思いをしてたんだぁ

あたしの暗い表情に気づいたのか

「今は理穂がいてくれるから大丈夫だよ!!」

笑顔で言った

「あっ風呂沸かしてあるから先入れよ」

あたしは首を振り龍に先に入るように言った

龍がお風呂に入っている間
あたしはリビングにいた


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