一途な恋

あたしが家に着くと、お母さんはリビングでくつろいでいた


あたしは着替えてお母さんに昨日の事を話した


するとお母さんはあたしにある話をしてくれた

「実はね…お父さんとお母さんも今の理穂達と同じだったの。」

「えっそうだったの??」

あたしはびっくりした


「お父さんとお母さんも高校で知り合ったの。そしたらお父さんが突然転校する事になってね。その頃は携帯電話なんてない時代だから、気持ちが離れていくのが怖かったわ。でも再会したとき、お母さんは涙があふれたわ」


< 117 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop