一途な恋

龍を中に入れ、リビングに向かった


「お母さん、来たよ!!」

そう言うと龍をイスに座らせた

あたしは隣に、お母さんは龍の向かいに座った


「あたしと付き合ってる、美山 龍君」

「美山 龍です。初めまして。…」


“龍、緊張してるみたい”
あたしは龍の手を握った

あたしを見た龍は笑顔になった


「あなたが龍君ね!!。理穂から話を聞いているわ。いろいろ大変だったみたいね…。今は大丈夫なの??」

「はい、今は落ち着いていてなんとか大丈夫です。それに…理穂がいてくれますから」


あたしは龍の言葉にドキッとした


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