一途な恋

あたしは頭がぼーっとしてきた

“このまま意識が飛んじゃいそう”


すると龍が唇を離した
お互い息が上がっていた


「ちょっと激しすぎたな」

なんて苦笑いで話す龍にあたしは抱きついた


「あっ!!」

すると龍は何かを思い出したのか
ベンチにあたしを座らせた

龍も隣に座り、カバンの中から箱を出した


< 167 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop