一途な恋
13章 予期せぬ出来事
あたしは龍の事ばっかり考えていると、向かいから人影が見えた
“うーん??。なんか見たことあるなぁ”
あたしはじっくり見てみると…
“あっ…む、村山くん!!”
昨日の事が一気に思い出された
あたしは慌ててその場から走り出した
“なんでまた今日もいるのよ”
走っていると突然視界が揺れ、止まった
手に暖かいものを感じ、目を向けた
誰かに握られていて、あたしはゆっくり顔を上げた