一途な恋

“ま…まさか…ほんとなの??”

あたしは目を逸らした


「ご…ごめん、村山君…。あたし…好きな人が…いるから…」

そう、あたしにはとても大切な人が…
龍がいるから


村山君から思いがけない言葉がでた

「小川さんの好きな人…美山だろ?。っていうか付き合ってるんだろ??」

「えっ…」

あたしは驚いて村山君を見た


「ど…どおして…」

村山君はあたしから離れて空を見上げた


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