一途な恋

あたしは体の力が抜け、その場に座り込んだ

“ど…どうしよう…”

あたしは涙が溢れた


“まさか村山君があんなこと言うなんて…。こんなこと、龍になんて言えないよ…”


あたしはしばらくその場から動けなかった


“あたし…明日からどうすればいいの…
村山君にどんな顔して会えばいいの”


とりあえずここにいても仕方ない

あたしは家に向かって歩き出した


< 182 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop