一途な恋

何日か経っても、オレはその子に何も声を掛けられずにいた

そんなある日
先生に頼まれて職員室に資料を運んだ帰り
オレは1人の女の子とぶつかった

目を開けると、女の子が倒れていた

よく見るとその子は…
入学式の時の子、小川さんだった

立ち上がった小川さんを見ると顔が赤くなって涙目だった


その時、いつもクールな子でもこんなに可愛い顔もするんだと思った

その時から小川さんをオレのものにしたいと思った


< 191 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop