一途な恋
4章 まさか...
もう夕日も沈み、暗くなっていた
見回した周りは家がなく、街灯しかなかった
あたしは背筋に恐怖を感じ、その場にしゃがみ込んだ
怖いのが大の苦手なあたしは、いつの間にか涙を流していた
「誰か…助けて…」
そおつぶやいた時
遠くからあたしの名前を呼ぶ声が聞こえた
声のする方を見ると暗い中から1人の男の人の姿が見えた
まさか…
あたしは思った