一途な恋

「ごめんね、遅くなっちゃって...」

「あぁ、大丈夫。俺、待つの嫌いじゃないし」

美山君は笑顔で言ってくれてほっとした

「それで美山君、あたしを屋上に呼んだのは??」

そう聞くと

「そりゃあ小川さんと話したいからに決まってるじゃん!」

「あたしと話したい?。でも屋上じゃなくても...」

あたしが言うと

「だって小川さん、いつも空見てるから好きなのかなぁと思ってさ。空に近い屋上ならオレと話ししてくれそうだと思ったから」

美山君、あたしのこと見てたんだぁ


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