一途な恋

美山君は今にも倒れそうな足取りだった

あたしはとっさに美山君を支えた

美山君は「ありがとう」と言い、部屋へ向かった

ベッドに寝かせると美山君にタオルとかの場所を聞き

タオルを濡らしておでこにのせた

「寒くない??」

そお聞くと「寒い…」と言ったので、毛布の場所を聞き掛けてあげた

「なんか…いろいろごめんな。しかもこんなにみっともないところ見せて…」

あたしは首を振った

「そんなことないよ。風邪ひいたときはみんなそおなんだから」


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