一途な恋
出来上がったおかゆを、美山君の部屋へ持って行くと
美山君は寝ていた
おかゆを机に置いて、タオルを絞りなおそうと取ったとき、美山君は目を覚ました
「あっごめんね、起こしちゃった??」
あたしは絞りなおしたタオルを美山君のおでこに乗せた
美山君は体を起こして
少し笑顔で
「なんかちょっと良くなったかも。小川さんのおかげだよ。
あっ、それ小川さんが作ってくれたおかゆ…食べていい??」
あたしは頷いて美山君におかゆをよそってあげた
美山君は一口食べて
「うまっ!!。小川さんって料理うまいんだね!」
あたしは嬉しくて照れてしまった
美山君は残さず全部食べてくれた