小豆の日々



カランカラン....




中は二階造りで奥行きもありなかなか広い


木造建てで
新しい匂いがして

わたしは一瞬で
好きになった。



「いいね…ここ。
さっそくお気に入り」




柿子が惚れ惚れと呟く。



「わたしも。」



と周りをキョロキョロしながら返答する




「二階へどうぞ」




店員さんの案内のもと
二階へ




「…小豆………」




柿子がなぜか固まった





「ん?どうしたの柿子…」








「…あれ………」



ゆっくりと柿子は指を指す



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