小豆の日々
数分たち
わたしの涙もおちついてきた時部屋に
ノック音が響いた
「えっと…小豆?」
低くても透き通ってる
きれいな声が響く
「なにがあったんだ?
小豆…なんでも俺に言えよ
隣にいつでもいるんだから」
隣…
はっ家が隣ってことか…
何鼓動が高鳴ってるの
ばかみたいわたし。
心の中で問答していると
無視してるのかと思ったのか
「小豆…俺、今日は帰るから。おやすみ」
と優しく言い残し
去っていった