私の王子様たちは××!?
『で…今授業中だけど…どうしたの?』

「いや…あの…『いいよ、そんな聞くつもりはないからさ』

と私の気持ちを察してくれたのか話題を変えてくれた。

『ここサボりに快適でしょ?』

とニコリと笑った笑顔見た瞬間、凄くほっとした。

そしていつの間にか私の頬に涙が伝っていた…

「うぅ…グズ………」

そんな私に先輩は何も言わずに頭ぽんぽんってして

鍵を置いて教室から出て行った。

…先輩、ありがとう…


なんで私にキスしたの?

なんで私にムカついたの?

なんで私ばかり構うの?

好きでもないのに思わせぶりな態度やめてよ…


私は不安が募るばかりだった。
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