傷だらけの僕等
先生…

身動きがとれないほど抱きしめられたのなんて

きっとあたし初めてだよ。



ありがとう。


あたしもう大丈夫だから。

先生は、先生の一番大切な人と幸せになって。





あたし…戻るよ。

あたしがいるべき場所に。

汚れた体に戻りに、あたしは帰る。

きっとあいつがあたしを血眼になって探してるから…

先生にこれ以上迷惑をかける前に…

あたしは戻る。闇へ。


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