傷だらけの僕等
「母親が帰ってこないことに、あたしも父親も触れなかった。
だけど、2ヶ月ぐらいしたら父親もおかしくなった。
『お前の母親、どういうつもりだ?』
って聞かれたから正直にあたしは
『分からない』
って答えた。
それしか言えないし。
あたしが母親の気持ち分かったことなんて一度もないから。
そしたら父親は
『じゃあお前が母親の代わりに俺の「モノ」になるんだろ?』
って言ってきた。
最初は意味が分からなかった。
でも腕を掴まれて、服を脱がされて
だんだん分かってきた。」
俺は思わず顔を伏せた。
だけど、2ヶ月ぐらいしたら父親もおかしくなった。
『お前の母親、どういうつもりだ?』
って聞かれたから正直にあたしは
『分からない』
って答えた。
それしか言えないし。
あたしが母親の気持ち分かったことなんて一度もないから。
そしたら父親は
『じゃあお前が母親の代わりに俺の「モノ」になるんだろ?』
って言ってきた。
最初は意味が分からなかった。
でも腕を掴まれて、服を脱がされて
だんだん分かってきた。」
俺は思わず顔を伏せた。