傷だらけの僕等
「さ、あたしに任せて。
聡はちょっと向こうで待ってて。」

「はいはい。
ていうか手荒に扱うなよ。」

「分かってるって。
じゃ、ちょっとここに座ってくれる?」

「はい…。」


朱音が腕をまくって気合を入れた。



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