傷だらけの僕等
先生……

先生…

言いたいことなんかほとんど言えてない。

もっといろいろ言いたかった。

ありがとう。

ごめんね。

好きだよ。

こんな言葉だけじゃ足りないくらい、伝えたいことがたくさんあった。


あたしの体が震えなくなったのも

あたしの声が戻ったのも

素直に感情のまま泣けるようになったもの

全部先生のおかげだったんだよ。

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