傷だらけの僕等
あたしは部屋を見渡す。



どこもかしこも思い出だらけであたしの胸を苦しくする。



本当にさよならだね。



あたしは大きく息を吸い込んだ。



「ありがと、さよなら。」




パタンとドアを閉めた。


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