First Love 〜番外編〜
車の中で

『そういえばあなた名前は?」

「………拓也」

『そう。よろしくね拓也。私は真梨愛よ。』

「ぅちは芽衣だよ〜」

家に着き、私の部屋に通す。

『さっ、早く手当をしましょう』

手当が終わり、ずっと黙っていた拓也がいきなり話す。

「…んでだよ?」

『えっ?』

「なんで、俺にここまでしてくれるんだよ?」

『う〜ん。ただ単に心配だったから?』

「俺を心配?」

『えぇ。ケガしてるし、なんかほっとけなかったのよ』

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