kiss me Again

裏道を使い
30分掛けて着いた大輔の家。


「あ~超疲れた。」

「でも楽しかったね!二人乗りもたまにはいいかも。」



よくねぇよ!
そんな大輔を放ってあたしはテレビを付ける。



「今度はクッション持参しなきゃ。段差の度にお尻痛くて。」

「お前、俺の話聞いてないだろ。」



ベッドに倒れ込む大輔は
手招きをしてあたしを呼んだ。



ベッドまで行くとキスをせがまれる。


ベッドに寝転がる大輔に腰を曲げて
軽く唇を重ねたあたしはそのまま押し倒された。



「大輔、待って。」

「ん~?」


首にキスをする大輔にあたしはテレビを指差して


「これ、見たいの。」とベッドから降りる。



どうせ後々抱かれるくせに。





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