kiss me Again


どうして
あたしの誕生日を知っているの?


あたしがここに来ると
あなたは
わかっていたの?






どうして―――…





くしゃっと握り締めた紙切れに
あたしの涙がこぼれ落ちた。






神様
もう、何も望まない。

だから




だから彼を
あたしに返して下さい。





蒼いネックレスは
海に溶けて優しくあたしを包み込んだ。



もし
この祈りが届いて


あなたが
目を覚ましたら

嘘偽りない
透明な言葉で
あなたに伝えたい。






ありがとう。




そして―――…





世界中で一番



あなたを
愛してると――…






この真の蒼


ブルーに
永遠を誓います。






< 337 / 348 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop