卒業写真-あたしの先生-



最初のうちは、秀太の視線が怖くて、誰とも話せなかった。



でも、秀太が遠くなって見られてないと思ったら









何かが切れた。









なんで、楽しみだったフォークダンスをこんなびくびくしてやらなきゃいけないんだ。





そして、





秀太なんて気にしないで楽しもう、そう思った。








きっと、この時にはあたしの心は秀太になかった。





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