卒業写真-あたしの先生-





秀太と付き合うまでは……


先生一色だった。




先生の低くて落ち着いた声が聞こえる度に……、


先生のおっきな背中を見る度に……、



先生の笑顔を見る度に……





ドキドキが大きくなって、



『好き』が増していった。





今でも先生を見る度に胸がきゅーんってする。



時間が…秀太が…忘れさせてくれると思ったのに……





あたしには、




無理だったみたい。








あたしは、今でも先生が







好きだ。




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