卒業写真-あたしの先生-




携帯片手に空を見た。





満月だった。





月はあたしを応援してくれてるかのように、存在を大きくしていた。







(メールしよう。)








決心が付いた。






先生にメールをした。








【やっほーい先生まだ仕事中?】





いくら考えてもこれ以上の文は送れなかった。






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