制服color
12月~メリークリスマス~
この年、例年よりも早く初雪が降った。
深々と降る雪。登校中空を見上げ、冷たくなった手を「は~っ」と息をかけ暖める。
「おはよぉ、雪降っちゃったね~」
隣の席の良太くんに挨拶をした。
「おはよ~」
(んっ、元気ないぞ??)
「どうしたの?良太くん?元気ないね??」
「ちょっとね…」
どうしたのだろうか。いつもの良太くんとは違う。気になる…
「ちょっと、渉~!!」
良太くんと仲のいい渉君に話を聞く事にした。
「あ~なんか、好きな人の事で悩んでるらしいよ。」
(えっ、好きな人…)
血の気がす~っとひいていく感じがした。
ず~んと足元が重たい。
「好きな人いたんだ…」
恋愛話をあまりしたことがなかったので、突然の事でショックを受けた。
聞きたい事はいっぱいあった。
好きな人って誰?
いつから好きな人いたの?
なんで悩んでるの?
なんで…どうして…
…言葉が出ない……
慌ただしく授業が始まる。
何をしていても一日中、朝の出来事で頭がいっぱい。
(痛い…頭われそう…)
深々と降る雪。登校中空を見上げ、冷たくなった手を「は~っ」と息をかけ暖める。
「おはよぉ、雪降っちゃったね~」
隣の席の良太くんに挨拶をした。
「おはよ~」
(んっ、元気ないぞ??)
「どうしたの?良太くん?元気ないね??」
「ちょっとね…」
どうしたのだろうか。いつもの良太くんとは違う。気になる…
「ちょっと、渉~!!」
良太くんと仲のいい渉君に話を聞く事にした。
「あ~なんか、好きな人の事で悩んでるらしいよ。」
(えっ、好きな人…)
血の気がす~っとひいていく感じがした。
ず~んと足元が重たい。
「好きな人いたんだ…」
恋愛話をあまりしたことがなかったので、突然の事でショックを受けた。
聞きたい事はいっぱいあった。
好きな人って誰?
いつから好きな人いたの?
なんで悩んでるの?
なんで…どうして…
…言葉が出ない……
慌ただしく授業が始まる。
何をしていても一日中、朝の出来事で頭がいっぱい。
(痛い…頭われそう…)