制服color
……………

何分たっただろうか。しばらくすると、先生が行ったとの事でようやくユニットバスからでようとした。

しかし、私は極度の緊張のせいか足に力が入らずヘタばってしまった

「ほらっ!!」

見かねた良太くんが手を貸してくれた。
大きな骨ばった手が目の前に差し出された。
私は少しためらいながらも手を握った…

ずっと憧れていた良太くんの手を握ったという思いで、ちょっぴり涙が出そうになってしまった。
こうして私のドキドキの一日目が終了した。
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