制服color
翌日、寝不足の不細工な顔で登校した。
「良太くん、おはよぉ~」
隣の席の良太くんも寝不足そうな顔で挨拶してくれた。
「ん~ おはよぉ~」
一時間目の鐘の合図があり席に着く。
「は~い、一時間目は数学です。」
先生が手際よくテスト用紙を配る。
(く~、一番苦手なんだよねι)
肩をつんつんとお隣の良太くんから叩かれた。
「ねぇねぇ、美穂ちゃんのシャープペンと消しゴム貸してよ♪♪」
「んっ??あるじゃん、ふでばこ」
「違う違う、昨日のおまじないやってみるから♪」
ニコッ~♪っと小悪魔のような微笑みを私にするのでした。
「私、頭よくないし他の人の借りなよ~!!」
「いいから、いいから♪美穂ちゃんの貸してよ」
恥ずかしい気持ちいっぱいだったがお気に入りだったシャープペンと消しゴムを渡した。
「違~う、いつも普段使ってるやつ貸してよ~」
「!!!」
時間も迫り私は鳩が豆鉄砲でもくらったような顔をしていそいそと文房具を貸した。
(良太くんが、私の使ってるぅ…しかも、あんなおまじない信じて…)
胸がきゅーんとなった
(良太くん…)
気休め程度に信じていたおまじないだったが私はなんだか、本当に効きそうな気になってきてい
「良太くん、おはよぉ~」
隣の席の良太くんも寝不足そうな顔で挨拶してくれた。
「ん~ おはよぉ~」
一時間目の鐘の合図があり席に着く。
「は~い、一時間目は数学です。」
先生が手際よくテスト用紙を配る。
(く~、一番苦手なんだよねι)
肩をつんつんとお隣の良太くんから叩かれた。
「ねぇねぇ、美穂ちゃんのシャープペンと消しゴム貸してよ♪♪」
「んっ??あるじゃん、ふでばこ」
「違う違う、昨日のおまじないやってみるから♪」
ニコッ~♪っと小悪魔のような微笑みを私にするのでした。
「私、頭よくないし他の人の借りなよ~!!」
「いいから、いいから♪美穂ちゃんの貸してよ」
恥ずかしい気持ちいっぱいだったがお気に入りだったシャープペンと消しゴムを渡した。
「違~う、いつも普段使ってるやつ貸してよ~」
「!!!」
時間も迫り私は鳩が豆鉄砲でもくらったような顔をしていそいそと文房具を貸した。
(良太くんが、私の使ってるぅ…しかも、あんなおまじない信じて…)
胸がきゅーんとなった
(良太くん…)
気休め程度に信じていたおまじないだったが私はなんだか、本当に効きそうな気になってきてい