ラブ☆ヴォイス
* * * 

「どうだったー俺のプレゼント。」
「最高でした!ホントのホントにありがとうございました!」
「良かったー喜んでもらえて。あ、御堂。俺さー●×駅で降ろしてくんね?」
「なんで?」
「ちょっとヤボ用。」
「分かった。」

 車を走らせること5分。達也の目的の駅まで辿り着いた。

「ありがとなーあっくん。じゃ、素敵な誕生日を!」

 それだけ言い残すと達也の姿は人混みに紛れて見えなくなった。
 無言の車。沈黙を破るのはいつだって唯だ。

「あっくん。」
「なんだ?」
「今日はお疲れ様でした。」
「今日はいつもの2倍疲れた。」
「えぇ?なんで?」
「お前いたから。」
「へっ?」

 それは邪魔だったということだろうか。そんな考えが浮かんで、思わず俯く。
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