ラブ☆ヴォイス
「…なんだその…人が普段優しくないような発言は。」
「いつもは優しくないわけじゃないけど…今日は特にすっごく優しいんだもん。」
「面倒だから変に泣くなよ。」
「なっ…泣いてないっ!」
「声が涙声だ。」
あっくんはやはり音に敏感だと思う。もちろん職業柄ではあるのだろうけど。唯の小さな嘘だって声だけで嘘だとバレてしまう。
「いっぱいメールしちゃうんだからね!」
「返信するかは俺の気分だけど。」
「あっくんがしていいって言ったんだから、いっぱいメールしたくらいで怒ったら怒り返すから!」
「…いい度胸だ。怒り返してみろチビ。」
「うっ…お…怒り返すんだから!」
「出来るもんならやってみな。」
「あっくんはあたしを少しバカにしすぎなんですけど。」
「バカにしたくなるような背と顔してんのが悪いんだよ。」
「顔も背も変えられないってば!」
「知ってる。別に変えなくていいし。」
「へ?」
「面白い顔だもんな、お前。」
「はぁー?仮にも乙女に向かって面白い顔ってすっごい侮辱なんですけど!」
「自分で乙女とか言う奴に限って乙女じゃねぇんだよ。」
…これには言い返せない。自分を振り返ってみれば、乙女らしき要素…皆無だ。
「いつもは優しくないわけじゃないけど…今日は特にすっごく優しいんだもん。」
「面倒だから変に泣くなよ。」
「なっ…泣いてないっ!」
「声が涙声だ。」
あっくんはやはり音に敏感だと思う。もちろん職業柄ではあるのだろうけど。唯の小さな嘘だって声だけで嘘だとバレてしまう。
「いっぱいメールしちゃうんだからね!」
「返信するかは俺の気分だけど。」
「あっくんがしていいって言ったんだから、いっぱいメールしたくらいで怒ったら怒り返すから!」
「…いい度胸だ。怒り返してみろチビ。」
「うっ…お…怒り返すんだから!」
「出来るもんならやってみな。」
「あっくんはあたしを少しバカにしすぎなんですけど。」
「バカにしたくなるような背と顔してんのが悪いんだよ。」
「顔も背も変えられないってば!」
「知ってる。別に変えなくていいし。」
「へ?」
「面白い顔だもんな、お前。」
「はぁー?仮にも乙女に向かって面白い顔ってすっごい侮辱なんですけど!」
「自分で乙女とか言う奴に限って乙女じゃねぇんだよ。」
…これには言い返せない。自分を振り返ってみれば、乙女らしき要素…皆無だ。