ラブ☆ヴォイス
「何の話だよ。」
なるべく平静を保ったままを装って、言葉を口にした。
「唯ちゃんのこと、好きじゃないの?」
「なんでそうなった?」
「へ?」
「どうしてそこに話がシフトする?」
「だってさー現にこうやって唯ちゃん、よく家にあげてるでしょ?」
「そんなに頻繁じゃない。」
「でも今はこうしてそばにいるよね?」
「まぁな。」
「それでさ、あんなに好き好き言われて何にも思わないの?」
「別に。」
「それってさー…やっぱ引きずってるから?」
「…引きずってなんかねぇよ。」
「じゃあさー御堂にとって唯ちゃんは何なの?」
達也がトーンを落としたままそう言った。どうやらかなり本気で話をしようとしているらしい。…逃げ、らんねぇか。
唯が自分にとって何なのか。んなこと、知るか。
なるべく平静を保ったままを装って、言葉を口にした。
「唯ちゃんのこと、好きじゃないの?」
「なんでそうなった?」
「へ?」
「どうしてそこに話がシフトする?」
「だってさー現にこうやって唯ちゃん、よく家にあげてるでしょ?」
「そんなに頻繁じゃない。」
「でも今はこうしてそばにいるよね?」
「まぁな。」
「それでさ、あんなに好き好き言われて何にも思わないの?」
「別に。」
「それってさー…やっぱ引きずってるから?」
「…引きずってなんかねぇよ。」
「じゃあさー御堂にとって唯ちゃんは何なの?」
達也がトーンを落としたままそう言った。どうやらかなり本気で話をしようとしているらしい。…逃げ、らんねぇか。
唯が自分にとって何なのか。んなこと、知るか。