ラブ☆ヴォイス
「だってお前、中坊だろ?」
「は…?」
「あ、違うのか?」
「なっ…違うに決まってんでしょー?あたし、大学2年生だよ!」
高校生ならばまだしも(とはいえもう大学2年にもなって高校生というのも悲しい話だ)中学生って…それはどう考えたってあんまりだ。
「…大学…?女子大生?マジで?」
「マ・ジ・で!」」
「ありえねぇーこんなちっさくて色気のねぇ女が女子大生とかマジありえねぇー!」
「うわーあっくんって超失礼!あたしの中のイメージがどんどん崩れてくー!」
「おう、崩せ崩せ。そんなもん崩しちまえ。」
「さいってー!なんでそんなこと言うの?っていうかファンが減っちゃってもいいの?」
「一人くらいに素晒したって、直接人気に影響しねぇだろ。それに…。」
「?」
「お前、ただの『ファン』じゃねーみてぇだしな。」
…くそぅ、そういうのは本当にずるいと思うよ、あたし。
あたしの気持ちを全て見透かしたかのように、ちょっと口角を上げて意地悪く笑うあっくん。初めて見たそんな表情に、あたしの心臓はバカ正直にうるさくなる。
「は…?」
「あ、違うのか?」
「なっ…違うに決まってんでしょー?あたし、大学2年生だよ!」
高校生ならばまだしも(とはいえもう大学2年にもなって高校生というのも悲しい話だ)中学生って…それはどう考えたってあんまりだ。
「…大学…?女子大生?マジで?」
「マ・ジ・で!」」
「ありえねぇーこんなちっさくて色気のねぇ女が女子大生とかマジありえねぇー!」
「うわーあっくんって超失礼!あたしの中のイメージがどんどん崩れてくー!」
「おう、崩せ崩せ。そんなもん崩しちまえ。」
「さいってー!なんでそんなこと言うの?っていうかファンが減っちゃってもいいの?」
「一人くらいに素晒したって、直接人気に影響しねぇだろ。それに…。」
「?」
「お前、ただの『ファン』じゃねーみてぇだしな。」
…くそぅ、そういうのは本当にずるいと思うよ、あたし。
あたしの気持ちを全て見透かしたかのように、ちょっと口角を上げて意地悪く笑うあっくん。初めて見たそんな表情に、あたしの心臓はバカ正直にうるさくなる。