ラブ☆ヴォイス
「…御堂明博ってちゃんと唯を大事にしてくれるの?」
「…さぁ?保証はできないけど。」
「なによそれ。」
「たださ、俺は…。」
じっと見つめて言葉を待つ華に、達也も冷静に言葉を選ぶ。
「…俺は、唯ちゃんなら御堂と上手くやっていけるとは思うんだけどね。」
「どうして?」
「唯ちゃんの真っすぐさは、御堂を変えるから。」
「…はい?」
「あのね、御堂は過去の恋愛のせいで…女を信用できないの。だから全然恋愛できなくなっちゃったんだよね。」
「なにそれ…。」
「ま、詳しくはいつか唯ちゃんからでも聞いて?」
「唯、知ってるの?」
「ううん。今は知らないはずだよ。でも、唯ちゃんなら御堂の閉ざしたものをちゃんとこじ開けられるからさ。こじ開けてでも、心に触れるよ。」
「どうしてそう思うのよ?」
「…んー…絶対的な理由なんてないかも。しいて言えば、唯ちゃんだから。」
「…はぁ…やっぱりあなたって掴めない男。」
「華ちゃんほどでもないよ。」
「それ、褒めてないわよね?」
「褒めてる褒めてるー!」
華が怪訝そうな顔で達也を見つめる。鋭い目が突き刺さるけど、その奥にどこか面白みを感じているような部分が垣間見える。
「…さぁ?保証はできないけど。」
「なによそれ。」
「たださ、俺は…。」
じっと見つめて言葉を待つ華に、達也も冷静に言葉を選ぶ。
「…俺は、唯ちゃんなら御堂と上手くやっていけるとは思うんだけどね。」
「どうして?」
「唯ちゃんの真っすぐさは、御堂を変えるから。」
「…はい?」
「あのね、御堂は過去の恋愛のせいで…女を信用できないの。だから全然恋愛できなくなっちゃったんだよね。」
「なにそれ…。」
「ま、詳しくはいつか唯ちゃんからでも聞いて?」
「唯、知ってるの?」
「ううん。今は知らないはずだよ。でも、唯ちゃんなら御堂の閉ざしたものをちゃんとこじ開けられるからさ。こじ開けてでも、心に触れるよ。」
「どうしてそう思うのよ?」
「…んー…絶対的な理由なんてないかも。しいて言えば、唯ちゃんだから。」
「…はぁ…やっぱりあなたって掴めない男。」
「華ちゃんほどでもないよ。」
「それ、褒めてないわよね?」
「褒めてる褒めてるー!」
華が怪訝そうな顔で達也を見つめる。鋭い目が突き刺さるけど、その奥にどこか面白みを感じているような部分が垣間見える。