ラブ☆ヴォイス
「お前泣くとか反則だからな。」
「…わっ…分かってるっ…!」
「…んなこと涙声で言うなっつーの。」
「え…?」
「抱きしめたく…なるだろ、普通に。」
「えぇ!?」
「ま、しねぇけど。」
「あっ…当たり前だよっ!あ、あたしはあっくんが…。」
「分かった分かった。もう連呼すんな、マジで。」
「ごっ…ごめんっ…。」
「そんな顔もすんな。唯のそんな顔なんて見たくねぇよ。」
「…ご…ごめ…。」
「謝んな。」
「え?」
さっき見せた寂しそうな、悲しそうな表情はどこかに消え去っていた。代わりにあったのは、真っすぐで強い瞳。…いつもの、光。
「お前も俺も悪いことなんかしてねぇんだから、謝るな。俺もキスしたことは謝んない。」
「っ…あたしのファーストキスっ…!」
「ごちそーさまでした!」
「なっ…最低っ!光のバカバカバカー!」
「バカでいーよ、バカで。」
気付けば、いつも通りの二人に戻っていた。もちろん、光が気を遣ってくれているのは明らかだ。
「…わっ…分かってるっ…!」
「…んなこと涙声で言うなっつーの。」
「え…?」
「抱きしめたく…なるだろ、普通に。」
「えぇ!?」
「ま、しねぇけど。」
「あっ…当たり前だよっ!あ、あたしはあっくんが…。」
「分かった分かった。もう連呼すんな、マジで。」
「ごっ…ごめんっ…。」
「そんな顔もすんな。唯のそんな顔なんて見たくねぇよ。」
「…ご…ごめ…。」
「謝んな。」
「え?」
さっき見せた寂しそうな、悲しそうな表情はどこかに消え去っていた。代わりにあったのは、真っすぐで強い瞳。…いつもの、光。
「お前も俺も悪いことなんかしてねぇんだから、謝るな。俺もキスしたことは謝んない。」
「っ…あたしのファーストキスっ…!」
「ごちそーさまでした!」
「なっ…最低っ!光のバカバカバカー!」
「バカでいーよ、バカで。」
気付けば、いつも通りの二人に戻っていた。もちろん、光が気を遣ってくれているのは明らかだ。